2015年11月9日月曜日

「結婚はコスパが悪い」について。

「結婚はコスパが悪い」について。
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では、老後に備えるにはどうすればいいのか? 今回は、そのことについて考えたい。まず、もとの記事にも触れられているが、人が収入を得るための方法は、大きく分けて4つある。それは、「労働、資産、家族の援助、社会保障」だ。

若者の中には、この4つを「収入を得るための方法」として、そもそも理解していない人が多い。ほとんどの若者は、収入を得る方法は「労働」しかないと考えている。
たとえば先日、こんな記事が話題になった。
これを読んで、びっくりした。今の若者の多くは、結婚のコストパフォーマンスの「良さ」を理解できないのだ。それは、収入を得るための方法として、上に挙げた「家族からの援助」を考えられていないからである。

孫が100人いれば、死ぬまで食いっぱぐれない

家族というのは、何も血縁に限るわけではなく、ここでは大きく「社会とのつながり」と言い換えてもよい。社会とのつながりが大きければ、それだけ助けてもらえる可能性が高まる。子供が何人もいれば、そのうちの誰かが助けてくれる可能性は大きい。あるいは、子供が何人もいれば、孫だって何人もできる。社会とのつながりは指数関数的に増えていく。
極端な話、孫が100人いて、そのうちの多くの強いつながりを保っていれば、死ぬまで食いっぱぐれはないだろう。その意味で、結婚はむしろ「コスパサイコー!」なのである
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「おカネ」というのは、労働、資産、家族の援助、社会保障という4つのうちの、「資産」に分類される。そして「資産」には、大きく分けて「お金、不動産、証券、その他」の4つがあるから、おカネはそのうちの4分の1にすぎない。つまり、収入を得るための方法全体でいえば、4分の1の中の4分の1で、16分の1の価値しかないのだ。
確かにおカネは目に見えやすいし、とても使いやすい。しかしながら、その16分の1に集中してしまうと、他の16分の15が疎かになって、老後の困窮は免れない。もし真剣に老後に備えるとしたら、おカネ以外の16分の15について、もっと真剣に考えるべきなのだ。
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一つ目は、「老後にも働ける環境を確保しておく」ということ。そのためのスキルを、若い頃に身につけるのだ。
例えば士業などは、一生続けられる仕事だ。あるいは商売も、定年というものがない。それ以外にも、老人になっても働ける仕事というのがいくつかある。そのためのスキルを、今から養っておくのだ。
二つ目は、資産でも新たな資産を形成しやすい、不動産や有価証券を手に入れるよう、若いうちから努力すること。

投資しまくることで「心の負担」が減る

三つ目は、家族に投資すること。結婚し、子供を産み、地域の人々ともつながりを深める。助けられるときに、できるだけたくさんの人を助ける。今持っているおカネを、誰かを助けるために使いまくる。
四つ目は、社会保障。社会保障は、いざというときのセーフティーネットだが、これを心置きなく受けるためには、変な言い方だが、税金や年金、保険金を払えるときにけちけちせずにしっかり払うということである。税金や年金、保険金を払えるときにしっかりと払っておけば、いざというとき社会保障に助けられても、心の負担が軽くなる。心の負担が軽くなると、それだけ生きやすくなるのである。
まとめると、老後に備えるためには、若いうちにいろいろと「投資」しておくということだ。老人になっても働くスキルを身につけるために投資し、不動産などの資産を形成するために投資し、子供のために投資し、社会保障を得るために投資する。
そういうふうに投資をしまくっていると、現金など手元になくなるが、それでいいのである。それは、貯金をするよりよっぽど賢い老後への備えなのだ。
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 「結婚コスパ悪い説」の、残念すぎる"勘違い" | プレタポルテ | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

このなかで、「資産」の1/4の不動産なんですが全体としたら1/16のうちなんですね。

全部を一人でやろうとすると、できないと思います。

これって、夫婦で分担すると可能になるのでは。

結婚はメリット有りますね。



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